Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 M42 Review作例 富岡光学製オールドレンズ

Yashica(ヤシカ) Auto Yashinon(ヤシノン)-DX 50mm F1.4のレビューと作例

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 M42 Review作例 富岡光学製オールドレンズ

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 M42 Review作例 富岡光学製オールドレンズ

Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 M42のスペック

  • 最短撮影距離距離:0.6m
  • レンズ構成:6群7枚 拡張ウルトロン(Ultron)型
  • 絞り値:開放最大F1.4~最小F16
  • 絞り羽枚数:6枚
  • マウント:M42
  • フィルター径:55mm
  • 重量:301g

Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 M42のレンズ構成図

Yashica Auto Yashinon DX 50mm F1.4 ヤシカ ヤシノン レンズ構成図

出品者のひとりごと・・によると拡張ウルトロン型ということだが、やはりPlanar 50mm F1.4のレンズ構成図と酷似している。一般的にはプラナーは変形ダブルガウス型として認知されているが拡張ウルトロン型とも言えるかもしれない。テッサー型のエルマーがエルマー型と言われるようにPlanarはプラナー型と言えるかもしれない。

レンズ構成Ultron(ウルトロン)型について詳しく知りたい場合は下記リンクを辿るといい。

ヤシカ傘下 富岡光学とは

当時の富岡光学はヤシカ傘下だった。富岡光学は自社ブランドを持たずメーカーへレンズを供給するOEMを行っていた企業だ。その為銘板や商品名に「富岡光学」とわかるものは記載されていない。

富岡光学はCarl Zeissが日本におけるレンズ製造を委託(OEM)した企業で、優れた高い技術力を持つ。後に京セラオプテックとして合併され、現在はレンズ製造事業は撤退している。「Bokeh(ボケ)」という概念をCarlZeissに教えたのは富岡光学だという説もある。

富岡光学製のレンズはよく写るしボケが美しくきれいな虹ゴーストが発生しやすいし、中古価格は1万円前後で入手可能な個体もありオールドレンズ初心者、上級者問わず人気が高い。その反面、Tominon 55mm F1.2のように10万円以上する価格の個体もある。

標準レンズの帝王と言われるヤシカコンタックスのPlanar 50mm F1.4も富岡光学製だ。今回取り上げるオートヤシノン-DX 50mm F1.4はプラナー50/1.4と光学レンズ構成が6群7枚の拡張ウルトロン型(変形ダブルガウス型)と同一なので写りもどこか似ている気がする。

富岡光学の代名詞でもある芸術的な虹ゴーストは今回レビューするヤシノンも発生する。

Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 M42のエモい作例画像

虹ゴーストはよく出る。ボケ具合も程よい。発色はおとなしめ。補正は自然な程度にほんの少し。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 虹ゴースト 春 梅の花 エモい写真 フリー

優しい雰囲気が出せるレンズ。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 春 梅の花 エモい写真 フリー

思い切り虹ゴースト出して小さな梅の花一輪が逆光で透けていい感じ。ただ、虹ゴーストにこだわると本来の撮影ができないので注意。虹ゴーストの出現により画質も低下する。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 虹ゴースト 春 梅の花 エモい写真 フリー

虹ゴーストなしならボケ具合やピントに集中できる。花びらの輪郭が繊細で色合いも地味でいい感じのレトロ感。かつては敬遠された二線ボケも現代は表現方法の1つ。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 玉ボケ 春 梅の花 エモい写真 フリー

似た構図で虹ゴースト入れるとこんな感じ。複数虹ゴースト発生するのは富岡光学製がオールドレンズらしい描写で人気の理由の1つ。でも虹ゴーストが出ないなら出ないでもいいかなと思ったり。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 玉ボケ 虹ゴースト 春 梅の花 エモい写真 フリー

虹ゴーストは飛び道具なので常にゴーストが売りのレンズを持ち出す必要はないかなと。あくまでゴーストは表現の選択肢の1つ。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 春 梅の花 エモい写真 フリー

個人的には下記の古めかしい感じが結構好き。虹ゴースト出るとキャピキャピした感じに思えてしまうことがある。自然光で撮影。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 春 梅の花 エモい写真 フリー

派手な虹ゴーストを取り入れると写真を見た時にゴーストに目がいきやすくなり目が散って本来魅せたい被写体の存在感が薄れる気がする。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 玉ボケ 虹ゴースト 春 梅の花 エモい写真 フリー

被写体に合わせてうまく虹ゴーストを取り入れるといい。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 玉ボケ 虹ゴースト 春 梅の花 エモい写真 フリー

色んな虹ゴーストが出て面白いは面白かった。前ボケも取り入れるとまた雰囲気が変わる。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 虹ゴースト 春 梅の花 エモい写真 フリー

個人的には幅が薄くて大きな円環虹ゴーストが好き。これは小さい。でもかわいい。

Yashica Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 Review 作例画像 虹ゴースト 春 梅の花 エモい写真 フリー

作例は以上。

まとめ

Auto Yashinon-DX 50mm F1.4 M42は富岡光学製(であることが濃厚)ということもありレンズはよく写るしボケが美しくきれいな虹虹ゴーストが発生しやすい。その反面中古相場の価格は状態がいい個体で1.5万円程度と安く、オークションなどで探せば1万円以下でも入手可能だ。オールドレンズらしい描写を楽しみたいなら本レンズを選択肢に入れてもいいかもしれない。M42マウントで汎用性の高いマウントなので1つアダプターを持っていれば使い回しができる為、オールドレンズ初心者にもおすすめの1本だ。今回のレビューは以上。本日も素敵なオールドレンズライフをお過ごしください。

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-Double Gauss, Japan, Tomioka(富岡光学), YASHICA
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