Wray Optical Works Unilite 50mm f2 イギリスのレイ社の滲む銘玉

Wray社 Unilite 50mm F2

藤白

収差を愛でるオールドレンズ沼の案内人。約130本オールドレンズの作例紹介レビュー記事執筆。フォトグラファー、SEOライター、HP作成。ドレスデンとウェッツラーの歴史で泣ける人。過去エモい写真が撮りたくてクセ玉を集めていたが、最近はライカのモノクロ専用機と軽くて小さい戦前の真鍮製レンズが恋人。常識という名の非常識。日常という名の非日常。 お仕事依頼はこちら「oldlens.info@gmail.com」

Wray Optical Works Unilite 50mm f2 イギリスのレイ社の滲む銘玉

Wray Unilite 50mm f2は滲む。レンズ構成は4群5枚前群ガウス後群トポゴンの組み合わせ変形ダブルガウス型でクセノタール型に近い独特なレンズ構成。ユニライトのレンズ構成はCarl Zeiss jenaのBiometar(ビオメタール)に引き継がれた。クセノタール型やローライフレックスの中判用オールドレンズ「Planar 80mm F2.8」もほぼ同様のレンズ構成。

ユニライト50mmF2は青みが強いコーティングが施されている。ユニライト50/2のレンズ構成は1944年にC.G.Wynneが設計した変形ダブルガウス型で第3群の貼り合せ凹レンズをベンディングの強い凹メニスカスレンズ1枚にすることで、標準画角の性能向上と画面中央部分の像面平坦性改善、非点収差を改善した。

参考元:滲みレンズoldlens.com , クラシックカメラ修理専門店ハヤタカメララボアイキャッチ画像転用元:セカイモン

ツァイス社は戦前からユニライトと同様のレンズ構成の特許を保有していたが、本格的なレンズの製品化はWray Uniliteよりも遅れた。しかし、レイ社のユニライトとツァイス社が特許を取得したレンズ構成は第三群の凹メニスカスの厚みが異なる。ユニライトは第三群の凹メニスカスの厚みがあってガウス型の特徴が強い。色収差の向上や中央部の画質が高く、大口径化も可能で、周辺部のサジタルコマ収差は比較的大きい。開放でハイライトが優しく滲み、周辺描写の甘さを活かした落ちついた描写。

 

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