Super-Multi-Coated TAKUMAR 50mm f1.4 レビュー作例 PENTAX銘玉神オールドレンズ
Super-Multi-Coated TAKUMAR 50mm f1.4 レビュー作例 PENTAX銘玉神オールドレンズ M42。
誰かが言った。「タクマーで充分説」なるほど共感した。タクマーと言えばSuper Takumar 55mm f1.8や同Super Takumar 50mm f1.4が有名だが、今回はその1世代後継であるスーパーマルチコーテッドタクマー50mmF1.4を取り上げる。
はい、間違えましたよ。Super-Multiまで美しいゴースト出ると勘違いしてました。とは言え、それ以外の写りは高描写でオールドレンズと現行のいいとこ取り。レンズ構成はヤシコンプラナーと酷似しているし、1万円前後で入手できるのでおすすめ。
Super-Multi-Coated TAKUMAR 50mm f1.4の世代と特徴
Super Takumar 50mm f1.4の世代と特徴。とりあえず年代と名称とレンズ構成と絞り羽根枚数の最低限の情報だけ記述する。
- 1964年 Super Takumar 50mm f1.4 6群8枚 絞り羽根6枚
- 1965年 Super Takumar 50mm f1.4 6群7枚 絞り羽根6枚
- 1971年 Super-Multi-Coated Takumar 50mm f1.4 6群7枚 絞り羽根8枚
- 1972年 SMC Takumar 50mm f1.4 6群7枚 絞り羽根8枚
SMCは近代的な多層膜コーティングが施されている為、タクマーの代名詞である美しい円環虹ゴーストが出現しない。今回レビューしているレンズは3番目のSuper-Multi-Coatedだが、SMCと中身は同一かもしれないという説もある。逆光でゴースト出したいならマルチコーティングされていない前期のモデルを選ぶといい。
Pentax Super-Multi-Coated TAKUMAR 50mm f1.4 オールドレンズ外観Review
50mm f1.4でこの小型軽量感はよき。タクマーは小さくて寄れるところが好き。
Pentax Super-Multi-Coated TAKUMAR 50mm f1.4 オールドレンズ作例Review
撮影機材カメラはSonyのフルサイズミラーレスカメラα7Ⅳ、レンズの素性を探る為、クリエイティブルックはNT、jpeg撮って出し。
前日の深夜、雨が降って明けの早朝。よくある雑草ウェールズポピーをセクシーに。あぁ確かにSMCはド派手なゴースト出ないね。
先程の作例もそうだが逆光狙ったのにダンディでフィルムライクなアーティスティック感がある。
ムーディーに。勝山か。にしてもいいボケしてる。
雨が降ると地球の恵みと循環を感じるのはなぜだろう。そして大地がエロティック。
路地の向こうに見える山とか大好きなシチュエーション。日本はどこに行っても山が多くて神秘的。
あじさいのようであじさいじゃないかもしれない咲き掛けからの天然雨雫。マクロヘリコイド付きアダプターを装着してマクロ端でノントリミングでこんなもん。確かこの日
まとめ
とりあえず初試写した作例のみ。やっぱりタクマーはどんな虹ゴースト出るか見たいので次回以降また。
今回はとりあえず以上。本日も素敵なオールドレンズライフをお過ごしください。