オールドレンズEマウントおすすめ母艦 Sony α7CⅡ ILCE-7CM2を約10ヶ月間使ってみた感想レビュー

オールドレンズEマウントおすすめ母艦 Sony α7CⅡ ILCE-7CM2を約10ヶ月間使ってみた感想レビュー

オールドレンズEマウントおすすめ母艦 Sony α7CⅡ ILCE-7CM2を約10ヶ月間使ってみた感想レビュー

オールドレンズEマウントおすすめ母艦 Sony α7CⅡ ILCE-7CM2を約10ヶ月間使ってみた感想レビュー。結論、消去法で選ぶとα7CⅡ一択だった。

オールドレンズ母艦 Sony α7CⅡ ILCE-7CM2 Eマウントをおすすめする理由 感想レビュー

オールドレンズの母艦としておすすめはEマウントSony ILCE-7CM2。このα7CⅡを発売日に購入して今まで約10ヶ月間使った感想とレビューを行う。

オールドレンズの母艦としては一番おすすめ。その理由は小型軽量、Eマウントはオールドレンズのアダプターの種類が一番豊富。他社のカメラでは装着不可能なBiogonやSuper Angulonなど後玉が飛び出た形状のレンズも使用可能(注意点あり)。

Sonyはミラーレスカメラの開発がいち早かった。改良や開発も意欲的で経営陣が若く将来性が高い。半導体やイメージセンサーの開発や製造技術、他メーカーへの供給量も業界トップクラスなのでSonyが潰れたら各社も潰れるので必然的にSonyは業界で生き残る可能性が高い。

さらにSonyはエレクトロニクス、ゲーム、イメージング、音楽、映画、家電、銀行や保険などの金融など多角的経営をしているSonyは最後まで生き残る可能性が高い。Sonyの経営陣は若く優秀な人材が数多くいて先見の名があり古い価値観に執着せず時代を先取りしているので安心感がある。

株価や為替レートを考慮した時価総額でカメラ業界で圧倒的1位(2位はキヤノン)、日本全体でも3位(キヤノン31位)なので安心感がある。

オールドレンズおすすめ母艦 Sony α7CⅡ ILCE-7CM2 Eマウントを購入するまでの経緯と感想レビュー

Sony Eマウントフルサイズミラーレスカメラ使用履歴

  • α7C ILCE-7c 2020年10月23日発売
  • α7Ⅳ ILCE-7M4 2021年12月17日発売
  • Sony α7CⅡ ILCE-7CM2 2023年10月13日発売

2020年当時予算20万円、小型軽量で動画4K撮影可能なフルサイズのミラーレスカメラを探したら選ぶほどなかった。でα7Cを購入。とてもよかった。動画撮影時にカメラボディ高温で撮影中断しない設定は必須。

YouTuberに影響されて新しい7Ⅳを購入して2台持ちにするも2台は使用せずすぐにα7Cを売却。α7Ⅳはグリップが深く解像度もアップし画像処理エンジンも優秀な為、jpeg撮って出しで出てくる画のクオリティが高かった。

ただ、筆者はファインダー(EVF)を覗かない為邪魔だった。当時はFE 20mmf1.8GやSonnar 55mm f1.8ZA、タムロンのズームレンズ28-200mm f2.8-5.6 Di III RXD (A071)をなどの現行レンズを所有していた為、α7Cではややボディが小さいがα7Ⅳではやや大きいかなという印象だった。他にも35mm f1.8などを所有していた。

しかしやはりα7Ⅳは使わないファインダー部のでっぱりがバッグの中で相当邪魔で気に入らず、この時からα7CⅡの発売待ちだった。α7CⅡは発売日に購入。当時の噂ではボディのみでも日本円換算で30万円を超えてくる予想だったが実際は26万円台で安堵。α7ⅣとGレンズを下取りに出して購入。

手振れ補正軸が5.5から7段になったことはオールドレンズ使いからするととても助かる。母艦をα7CⅡにしたことで、より軽いオールドレンズを求めるようになり大きいレンズは売却。とは言え明るいレンズや寄れるレンズはどうしても大きく重くなりがちなので、そこはトレードオフの世界であることは百も承知。それを理解した上でLマウントLeicaレンズの価値を再認識。国産ノンライツもいいだろう。

オールドレンズEマウントおすすめ母艦 Sony α7CⅡ ILCE-7CM2を約10ヶ月間使ってみた感想レビュー

ライカLマウント国産ノンライツとLeicaの歴史 簡略

国産ノンライツはライカコピーがほとんどだがLマウントレンズのクオリティはほとんどライカの方が上だ。日本はガラスやレンズ後進国なので。しかし、普及価格帯の一眼レフカメラによる猛烈な追い上げで1970年代には日本各社はライカを追い抜いてErnst Leitz社は経営難により株式の大半をスイスのウィルドに売却してErnst Leitz家は経営から退いた。この頃Leica社は日本のミノルタと業務提携をして技術提供を受けることとなった。

Wetzlar工場は閉鎖され職人の約6000人が解雇されて工場は人件費が安いポルトガルに移転され、より簡素化したカメラへ再設計された。ポルトガル工場で製造された部品をドイツのゾルムス工場で組み立ててドイツ製を謳った。Elnst Leitz社を名乗れなくなり、カメラの名前だったLeicaを社名に採用した。

1990年代からドイツ人がLeicaの製造や販売、決定権をある程度任せてもらえるようになったようだが、深い真相は表に出てこない。

オールドレンズEマウントおすすめ母艦 Sony α7CⅡ ILCE-7CM2 10か月使用した不満点 感想レビュー

話しを戻そう。こうして筆者はα7CⅡ をオールドレンズの母艦として使っている訳だが、不満点もある。

  • EVF不要
  • バリアングル廃止してチルト採用を求む
  • 液晶モニターの解像度アップを求む
  • 解像度は据え置きか少し落としてもいい
  • AF機能の向上は据え置きでバッテリーの消費量の節約を求む

オールドレンズありきで現行レンズは補助的な目的としてカメラを使用する筆者としては、MFオールドレンズにより特化したカメラボディが限定生産でもいいので欲しい。左利き用のグリップのカメラも渇望。

ただ、完璧なカメラは存在しない。以上のことから、現在流通しているカメラボディの中でオールドレンズ母艦として筆者の理想に一番近いものはSony α7CⅡ ILCE-7CMである。消去法で絞り込むとほぼ一択だった。

今回は以上。本日も素敵なオールドレンズライフをお過ごしください。

 

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