オールドレンズとは何?いつから?フィルム時代?一眼レフカメラは? | オールドレンズの語源の由来や定義を解説
オールドレンズとは何?いつから?フィルム時代?一眼レフカメラは? | オールドレンズの語源の由来や定義を解説。結論は「コンピューター設計される前の時代で残存収差があるMFレンズ」が、筆者の個人的なオールドレンズの定義の見解。
オールドレンズの定義を解説 フィルムも一眼レフカメラも関係ない
一般的には下記のように定義されている。
オールドレンズとは
- フィルム時代のもので一眼レフもレンジファインダーも関係ない
- オートフォーカスではなくマニュアルフォーカス
- マルチコーティングされる前のレンズ
- コンピューター設計される前の手計算で設計されたレンズ
- 残存収差が感じられるレンズ
- そもそもオールドレンズとは和製英語であり造語
以上を踏まえるとやはり1970年台半ば位までがオールドレンズと呼べる時代のレンズだと判断できる。
オールドレンズの語源と由来を解説
しかし、そもそも論、オールドレンズという言葉は日本特有の造語、和製英語なので海外で「old lens」は直訳通り「中古レンズ」。つまり、新作で新品のAFレンズを購入して1回使ってすぐ売ったら中古レンズでありold lensになる。
通常、年代物の骨董品はアンティーク、ビンテージ、クラシックなどと表現するのが正解。オールドはただの中古品。例えば、アンティークコイン、ビンテージワイン、クラシックカーなどは耳にしたことがあるだろう。
oldlens.comの中の人「岡田祐二」さんがサイトドメインやサイト名、旧Twitter(X)のドメインやプロフィール名に「oldlens.com」を使用して「オールドレンズ」と称して自身が収集したレンズを紹介していったことが始まり。
そしてライターの澤村徹さんやその他の人々が「オールドレンズ」という便利なカテゴライズできる名詞を使い広まっていった。「誰が言ったかオールドレンズ」。造語なので、そもそも定義はない。が、それでは議題の議論にならないので、最後にもう一度まとめる。
オールドレンズの定義まとめ 答え
筆者の個人的なオールドレンズの定義の見解は「コンピューター設計される前の時代で残存収差があるレンズ」だ。オールドレンズの収差を愛でて楽しもう。今回は以上。本日も素敵なオールドレンズライフをお過ごしください。