Kodak(コダック)Ektar(エクター)レンズのシリアルナンバーから製造された年代を解読する方法 年表

Kodak(コダック)Ektar(エクター)レンズのシリアルナンバーから製造された年代を解読する方法 年表 RetinaⅡカメラ画像

Kodak(コダック)Ektar(エクター)レンズのシリアルナンバーから製造された年代を解読する方法 年表

Kodak(コダック)Ektar(エクター)レンズのシリアルナンバーから製造された年代を解読する方法 年表

Kodak Ektarシリアルナンバー製造年代早見表

Kodakのレンズは鏡胴や盤面にアルファベットと数字が記載(刻印)されているが、このアルファベットは「Kodak Camerosity Codes」と呼ばれるもので、そのレンズが製造された年代を識別することができる。暗号という程ではないが、以下にその暗号解読の一覧を記す。

  • C=1
  • A=2
  • M=3
  • E=4
  • R=5
  • O=6
  • S=7
  • I=8
  • T=9
  • Y=0

この数字がレンズが製造された西暦の下2桁を記している。RE=54なので1954年。EO=46なので1946年といった具合。

Ektarとはどんなレンズに付けられる名前か

「Ektar」とはKodak社のレンズ名。レンズ名はレンズの象徴。例えばCarl Zeiss社のレンズ名はレンズ構成がレンズ名になっている。Planar=ダブルガウス型、Sonnar=ゾナー型、Biogon=左右対称ビオゴン型、Tessar=3群4枚テッサー型など。また、Leitz(Leica)社は例外もあるが絞り値の明るさがレンズ名になっている。一方のkodak社は大判のCommercial(コマーシャル)エクター、Hasselblad(ハッセルブラッド)のエクター、「King of Ektar」と呼ばれるシグネット35(米国Kodak1951年発売の35mm判コンパクトカメラ)のEktar 44mm F3.5)、シネレンズのエクターなどがある。「Ektar」とは米コダック社の本社があるニューヨーク州のロチェスターの工場で生産された高性能レンズに「Kodak」の称号が与えられる。

 

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