AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 草花マクロ

AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ

AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズおそらく富岡光学製という噂で、ゴースト内のコントラストが低下しないという貴重なオールドレンズだ。中古価格は数千円と安いが写りは極上コストパフォーマンスも非常に高い

AUTO mamiya sekor 50mm f2のレンズ外観レビュー

撮影機材はSonyのフルサイズミラーレスカメラα7Ⅳとレンズは同じく4群6枚ダブルガウスMeyer Optik GorlitzのOreston 50mm f1.8。開放はさすがにガウスの柔らかさと滲みが顕著。

auto mamiya sekor 50mm f2外観レビュー Oreston 50mm f1.8で撮影

いやいや、sekorの外観レビューだから。

auto mamiya sekor 50mm f2外観レビュー Oreston 50mm f1.8で撮影

auto mamiya sekor 50mm f2外観レビュー Oreston 50mm f1.8で撮影

auto mamiya sekor 50mm f2外観レビュー Oreston 50mm f1.8で撮影

auto mamiya sekor 50mm f2外観レビュー Oreston 50mm f1.8で撮影

AUTO mamiya sekor 50mm f2のスペック

  • メーカー:マミヤ光機
  • マウント:M42
  • 焦点距離:50mm
  • レンズ構成:4群5枚ダブルガウス型
  • 絞り値:F2~F16
  • 絞り羽根枚数:6枚
  • 最短撮影距離:50cm
  • フィルター径:52mm
  • 重量:実測値177g
  • コーティング:アンバー系

AUTO mamiya sekor 50mm f2の前期と後期の違いと見分け方

前期型は銘板のレンズ名表記が「AUTO MAMIYA-SEKOR」で後期型は「AUTO mamiya/sekor」。とりあえず富岡光学製の真偽はさておき、レンズの写りを堪能しよう。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2の作例レビュー

撮影機材はSonyのフルサイズミラーレスカメラα7Ⅳ。


レンズ外観の写真の後期モデルではなく、こちらは前期。美しい虹ゴーストが出た。間違えてアスペクト比16:9。特筆すべきはゴースト内のコントラストがほとんど低下しない点。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 作例 虹ゴーストと寺のお堂

このようなレンズは非常に珍しい。筆者は数本しか知らない。どのレンズだって?忘れた。でも確か1、2本持ってる。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 作例 虹ゴースト

シャドウの諧調が足りない気がする。ハイライトの煙はエモいけど。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 作例 塩船観音寺本堂の和尚とお香の煙が神秘的

50mmの割に結構樽型に歪曲してない?右端が分かりやすいかと。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 作例 塩船観音寺 モノクロ

寺の本堂北側の日当たりが悪い溝の残雪がエモい。てかその説明よ。モノクロにすると粒というかドットが粗い気がする。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 作例 寺の残雪

ヘリコイド付きマクロアダプター装着してのマクロ端。クセ玉感なし。割と素直。グルグルボケもなし。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 作例 マクロ 草花

ハイライト滲む。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 作例 滲み 公園の遊具

暗部が落ちやすいと思う。かっこいいけど。やはりドットが粗いというかグラデーションが薄いと思う。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2後期型 作例 モノクロ 公衆トイレ エモい


ここからがレンズ外観の写真の個体の後期モデルの作例。椿の花が盛大に散っていて盛者必衰の理をあらわす。50mm F2にしては開放の描写はかなり緩い。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 椿ツバキ春ピンク

諸行無常。花は散るからこそ美しい。開放の滲みと周辺部の甘さはよき。味として使おう。拡大するとピント面はしっかり描写していることがわかる。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 椿ツバキ春ピンク

マクロ域での中央部のピント面のシャープネスはさすが。最短撮影距離は50cmだがヘリコイド付きマクロアダプターを装着するとこのくらいまで寄れる。mamiya sekor50/2のマクロの描写好き。マクロ域の描写はエルノスターとガウスの中間のように感じた。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 草花マクロ

桜の花の蜜を吸う鳥さん。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 桜と鳥

少しだけ足を伸ばして緑地公園へ。1週間ほど前に通りかかった時に美しくて驚いた。ここ数日の桜散らしの雨で激変。満開直前がもうピークを過ぎていた。しかし桜の絨毯も美しい。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 桜の絨毯

園児がお散歩して先生と一緒に遊んでいた。子供に戻りたい。色合いもコテコテしなく地味過ぎずちょうどいい。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 桜と鳥

油絵こねくり感とグルグル発生。正統派と思いきやしっかりボケでクセ玉感がアピールされている。写り見ると富岡だわな。と勝手に思う。繊細なのにクセ玉のギャップがいい。ロリなのに巨乳でドSみたいな(違うか)。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 草花マクロ 緑と白

背景との距離を取るとボケは大きくとろける。f2でこのトロトロ感はえぐい。f2という無理のないスペックが全体のバランスを押し上げてる感じがする。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 草花マクロ 緑と白

紅白の木瓜(ボケ)が美しかった。ベンチで談話するマダムたちが「今満開できれいだよ」と教えてくれた。サンクスマダム!クリエイティブルックFLかな。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 木瓜ボケ 草花マクロ

中国原産で平安時代に日本に渡ってきて庭木や鉢植え、生垣、盆栽、切り花としても人気が高く春の花として親しまれているとのこと。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 木瓜ボケ 草花マクロ

花言葉は「先駆者」「妖精の輝き」。フロンティアスピリット大好き。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 木瓜ボケ 草花

気付いた人もいると思うが数枚前からクリエイティブルックはSH。明瞭度低いから一発でわかる。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 木瓜ボケ 草花マクロ

好きなショット。花をポートレート風に撮るの好き。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 木瓜ボケ 草花マクロ

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 木瓜ボケ 草花マクロ

地面の雑草を真上から撮るだけでこの立体感とボケ感。この日割と早い段階で隠れた銘玉だと確信。いくらだと思う?

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 草花マクロ

確か5000円とかそんなもん。しかもM42マウントなのでアダプターにも苦労しない。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 草花マクロ

しかし、状態がいい個体が少なくクモリ玉も多い。が、クモリ具合によってはいい写りするのでクモリについてはそんなにシビアにならなくてもいいかと思う。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 草花マクロ

何の変哲もない大地のマクロの世界好き。

AUTO mamiya/sekor 50mm f2 レビュー作例 マミヤ光機の富岡光学製オールドレンズ 春 草花マクロ

AUTO mamiya/sekor 50mm f2で試写した感想と写りの特徴

  • 中央部のピント面のシャープネスが鋭い
  • 開放は滲みやすく周辺の結像は甘く程よくソフトな描写
  • グルグルボケ発生
  • 発色はコテコテしていなくどちらかというと地味め
  • 線が細い繊細な描写とクセのある大きなボケはやはり富岡光学製かと期待感が高まる
  • 距離によって油絵をこねくり回したような独特のボケだったり大きくとろけたりボケの表情が大きく変わる
  • エルノスター型とプラナー(ガウス型)の中間というかいいとこ取りのようで繊細なのにクセ玉感満載の魅力的な描写

まとめ

AUTO mamiya/sekor 50mm f2(M42)は筆者超お気に入りのオールドレンズ殿堂入り。本来は後期モデルも晴天下でゴーストを試したかった。前期はものすごく美しい真円の虹ゴーストが出現した。どちらも中古価格は安く1万円以下で購入できる。

なぜか中古カメラ屋ではあまり見かけず国内フリマオークションなどでボチボチ見かける。焦らず状態のいい個体を狙いたい。レンズのみの重量も実測値で177gと軽くスナップにも最適だ。前期型と後期型は若干レンズ構成が違い写りも多少違う。

今回は以上。本日も素敵なオールドレンズライフをお過ごしください。

X Twitter 始めました。記事が気に入ってもらえたらフォローしてね(^^)

-Double Gauss, Japan, MAMIYA(マミヤ光機), Tomioka(富岡光学), クセ玉, 滲み玉
-, , , , , , ,